青谷学園ブログ

実践研究報告会を行いました

2021.3.25  イベント 

3月25日、第2回実践研究報告会を行いました。

この研究報告会の開催目的は、以下の2点です。

①職員が一致団結し、利用者様の課題の分析、支援方法の検討、実践と成果の報告を行うことで日々の業務を振り返り、支援の質とチームワークの向上を目指すこと

②事例検討として資料作りやプレゼンを通してスキルアップを目指すこと

 

今回は支援、医務、厨房から1ケースずつ出し、計4ケースの研究報告を行いました。

さて皆さんどのようなテーマで発表してくれるのでしょうか?!

 

図や表グラフを使用して統計を表しています

 

医務、厨房からは専門的な見解を上手に資料にして説明をしており、「安全な服薬業務に向けてのアプローチ」や「嚥下機能と食事形態」など、職種に応じた興味深い研究報告となりました。

厨房からはミキサー食の調理過程の動画やとろみのついたお茶、ミキサーにかけたお粥の試食があり、普段から利用者様が食べているものを実際に口にすることで、どのような味・食感か実際に知ることができました。

 

 

前回同様に最優秀賞に選ばれたチームには施設長から表彰状が贈られました。

審査した管理職からは

「ハキハキした声で堂々と発表しており、資料を見ているだけではなく全体を見ながら話せていたことやジェスチャーを交えての表現があり良いプレゼンでした」と公表をいただきました。

 

最優秀賞作品の研究内容は、他害行為がみられる利用者様の行動を分析し、他害行為の原因を考え、別の行動に置き換えることを目的に検証したものです。

発表者から「今回の研究を通して利用者様の行動を改めて見直し、支援方法の統一を行いました。今後も対応を継続し、利用者様が安全に過ごしてもらえるように努めていきます」との話がありました。

次回からの実践研究報告会のテーマは、“aodani 3Q大会”です。

このテーマは、職員へ募集を行い、複数の意見の中から報告会の目的にピッタリなこのネーミングに決まりました!

3Qの意味は・・・

・Question:日頃の支援・業務を見直し、疑問をもつ

・Quest:見つけた問題を解決するための冒険、探求心

・Quality:問題解決による支援・業務の質の向上

3つのQを表し、研究に関わったすべての人に対して感謝“thank you”することにも掛けてあります。

 

次回は9月に開催予定です。今回を上回る面白い発表を期待しております!